ヴィッセル ニュース
昨季限りで現役を引退した、サッカーの元スペイン代表FWダビド・ビジャ氏(38)が3日、古巣のヴィッセル神戸を通じ、神戸サポーターに動画メッセージを送った。「コロナウイルスの影響で多くの人が自宅待機を余儀なくされている状況ですが、皆さんが元気に過ごされていることを願っています」。コロナ禍で外出自粛が続く生活を気遣った。
神戸が同日、公式ユーチューブチャンネルで、ビジャ氏の引退セレモニー(2019年12月17日、ノエビアスタジアム神戸)を公開。映像の最後に本人が登場した。
スペインも感染の被害は大きく、ビジャ氏は「共にこの困難を乗り越えて、また皆さんがスタジアムでチームを応援できる日が来ることを心待ちにしています」と言葉を続けた。
ビジャ氏は現役最後の19年シーズンを神戸でプレー。リーグ戦13得点と活躍し、クラブ初タイトルとなる天皇杯全日本選手権の優勝を置き土産に競技生活を終えた。第2の人生は母国を拠点に、米国でのサッカークラブ経営に乗り出している。(有島弘記)
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