「こどもの日」にちなみ、小学生とオンラインで交流したサッカーJリーグ1部(J1)神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ。新型コロナウイルスの影響で全体練習もままならない中、自宅でのトレーニングの様子やプレーの質を高める方法など、子どもたちからの質問に笑顔で答えた。
イニエスタは、自身とJ1神戸がそれぞれで展開するサッカースクールの生徒約100人と、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って交流した。
感染防止のため、神戸はチーム練習を停止している。男児に日々の過ごし方を聞かれたイニエスタは「家でできる体幹やバイク、チーム全体でオンラインのエクササイズもしている」と紹介。続けて「わくわく感をなくさないように心掛けている」と明かした。
あらゆる局面で繰り出す正確無比のパス。その技術は、子どもたちにとって不思議の一つだ。世界的名手は「味方がどこにいるのか。どこで受けて、どうパスを出すのか。判断するために周りを見ている。100パーセント集中することが何よりも大事」と強調した。
さらに、「簡単なパスでも、いいパスを心掛けている」とし、「選手それぞれに得意、不得意がある。(自身は)この得意を伸ばそうと、たくさん練習してきた」と強みを磨く大切さも伝えた。
Jリーグの6月再開は難しくなっているが、イニエスタは「(天皇杯全日本選手権など)タイトルを2つ取れたことは自分にとって大きなこと。このチームとたくさんのことを成し遂げたい」とさらなる活躍を誓った。
男児から「生まれ変わってもサッカー選手になりますか」との質問もあり、「サッカーが楽しくて仕方がない。生まれ変わってもサッカー選手になりたい」と回答。ポジションについては「(本職の)ミッドフィルダーが一番好きだけど、センターバックをやってみたい。でも、別の体つきで生まれ変わらないとね」と、身長171センチの小柄な司令塔は笑みをこぼした。(有島弘記)









