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新監督就任が発表された三浦淳寛氏
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新監督就任が発表された三浦淳寛氏

 監督を選ぶ立場の強化部門トップが新監督へ-。J1神戸は24日、スポーツダイレクター(SD)を務めてきた三浦淳寛氏(46)の監督就任を発表した。クラブに初タイトルをもたらしたフィンク前監督の後を託したのは、これまで指導経験のない元日本代表だった。

 新指揮官は同日の練習からさっそく指導に当たった。オンライン会見で新体制を発表した立花陽三社長は、スペインの名門バルセロナを手本にしたポゼッションサッカーの継続性を監督選任の最大の理由に挙げた。

 2018年からSDとして強化に携わってきた三浦新監督について、立花社長は「新たなスタイルを取り入れた張本人で、少しずつチームを強くしてきた影の立役者」と評価する。シーズン途中の難しい状況の中、選手個々の特徴を熟知していることも判断材料になったという。

 日本代表でも活躍した名選手ながら、指導者としては未知数。イニエスタをはじめ、経験豊富な選手がそろうクラブを率いる新人監督を「しっかり支える」(立花社長)として、暫定監督の経験もあるスカウト部長の林健太郎氏(48)がヘッドコーチとなり、23日の鳥栖戦でチームを率いたマルコス・ビベス・アシスタントコーチ(45)らも残る。SDの後任にはアカデミー部長の平野孝氏(46)が就き、「目指すサッカーは変わらない。目標達成のために全力を尽くしたい」とコメントした。

 シーズン途中の監督交代はこれで4季連続。コンセプトは同じでも、監督が変わればやり方は変わる。立花社長も「監督が継続するのは非常に重要。しっかりと基盤をつくってもらいながら常勝軍団を目指す」と今度こそ長期政権を期待する。

 その意味で、新人監督にとってコロナ禍でJ2降格のない異例のシーズンは好材料とも言えるが、11月にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を控え、来季のJ1は降格枠が拡大される見込みだ。

 上限7500人に引き上げられた鳥栖戦の観客数は3千人に満たなかった。振り回されてきたサポーターに一つでも多くの勝利を届けることも、新体制の大きな責務となる。(山本哲志)

【神戸・立花社長の話】 SDでありながら新監督になるということは、かなりの葛藤があったと認識している。既存の監督にとらわれない自分のスタイルを確立してほしい。(SDとしてのチーム低迷の責任については)今年はかなりの過密日程。その中で、選手コンディション、練習環境も含めて本当に難しい環境の中でスタートしている。勝敗が影響して、どうこうという話ではない。

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