ヴィッセル ニュース
急転直下の監督交代劇を経てJI神戸の新体制が始動した。三浦新監督は就任にあたり、「今までのやり方をぶれずに継続していく」と宣言。2018年からクラブが掲げるボール保持重視の「バルサ化」を自ら体現していく決意を示した。
強化部門責任者のスポーツダイレクター(SD)からの転身には葛藤も大きかったと明かす。「監督を決定できる立場の自分がなることに納得できるのか。チームの結果が出ていない責任は私にもある」。だが、フィンク前監督の電撃退任を受けた立花社長からの依頼に「空白の時間はつくりたくない」とわずか2日間で受諾を決断した。
コーチも含めてこれまで指導者の経験はない。「将来的に監督をやりたいという思いでS級ライセンスを取得したが、それがヴィッセル神戸とは考えていなかった」と本音も漏らす。それでも「ゲームを支配する攻撃的なポゼッションスタイル」を目指してチーム編成に携わってきた自負を胸に、24日の練習から選手の持ち味を引き出す指導に全力を注いできた。
選手時代はフリーキックの名手として知られ、2年半プレーした神戸では06年のJ1復帰に大きく貢献した。「現役の頃からサポーターに支えてもらった。一致団結の合言葉のもと、1パーセントでも勝てる確率を模索していきたい」。監督交代後、天皇杯戴冠につなげた昨季のような反攻はなるか。“アツ”の初采配に注目が集まる。(山本哲志)
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