ヴィッセル ニュース
J1神戸は6日、FW小川慶治朗(28)がJ1横浜FCに完全移籍すると正式に発表した。また、横浜FCに期限付きで移籍していたDF小林友希(20)の復帰も発表した。
小川は兵庫県三田市出身。中学時代から神戸の下部組織に所属し、17歳でJデビューを飾った。ほぼ神戸一筋でプレーし、J1リーグ通算202試合出場29得点。2020年は初出場のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)初戦でハットトリックを達成したが、対戦相手の棄権で無効となっていた。
生え抜きの象徴として長くサポーターに親しまれた小川は「(下部組織を含めて)16年間僕のことを愛してくれて本当にありがとうございます。皆さまと一緒に闘えたことは僕の財産です」などとコメントした。
小林は神戸市西区出身で19年に神戸の下部組織からトップ昇格。同年夏のJ2町田への期限付き移籍を経て、20年は横浜FCで28試合出場2得点の成績を残した。
年代別代表にも選ばれてきた将来性豊かなセンターバックの小林は「1年半ぶりに神戸でプレーすることになりました。成長した姿を見せられるように頑張ります」と意気込みを語った。(山本哲志)
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