スポーツ

  • 印刷
昨年9月の名古屋戦でリーグ3連勝を飾り、笑顔を見せる神戸の(左から)イニエスタ、西、ドウグラス、ダンクレー、小川、山口。このうち西、ダンクレー、小川の3選手が退団した=ノエビアスタジアム神戸(撮影・秋山亮太)
拡大
昨年9月の名古屋戦でリーグ3連勝を飾り、笑顔を見せる神戸の(左から)イニエスタ、西、ドウグラス、ダンクレー、小川、山口。このうち西、ダンクレー、小川の3選手が退団した=ノエビアスタジアム神戸(撮影・秋山亮太)

 コロナ禍に揺れた2020年末、かつてJリーグ1部(J1)ヴィッセル神戸の主力として活躍した選手が神戸を訪れた。マスクにゴーグル姿、さらにフェースシールドで顔を覆う徹底ぶり。それでも街の空気に触れたくて、時間をつくったという。友人と語り合い、つかの間のオフを満喫したようだった。

 「自然と街が融合している神戸が大好きでした」「好きな街がまた一つ増えました」。ヴィッセルからの退団が決まり、こうコメントを寄せた渡部博文、西大伍の両選手も将来、同じような気持ちを抱くのだろうなと思った。

 1カ月前、アジア・チャンピオンズリーグで4強という誇れる成績を残したヴィッセルだが、一貫性のある強化を望む一部サポーターとの間にすきま風が吹いている。

 4季連続となるシーズン途中の監督交代を経て、昨年9月から三浦淳寛監督に。強化総責任者に就いた3年前、相手を思うように動かし、ゴールへの道筋を描くバルセロナのサッカーを導入した張本人だ。監督経験がない中での緊急登板は難しかっただろうが、戦いぶりはその路線を踏襲していないように映った。

 J1は6連敗の14位で終了。大黒柱アンドレス・イニエスタ選手の負傷に主力の退団もあり、不安の声は大きくなる。1年前、天皇杯の初優勝でピークに達した一体感はしぼんでしまった。打開策を目に見える形で示さなければ、下位4チームが降格する新シーズンを乗り切れない。

 26年前の1月17日、発足後の初練習を予定していたヴィッセルは阪神・淡路大震災に見舞われた。毎年、サポーターは応援歌の神戸讃歌を口にし、選手は当時の映像を見て原点に触れる。その船出の日に、どうかクラブを取り巻く人たちの心が一つになるようにと願う。(小川康介)

       ◇

 20日夜、ヴィッセルはサポーターとクラブ幹部の意見交換会をオンラインで開く。

VISSEL ニュース

天気(3月1日)

  • 17℃
  • 9℃
  • 30%

  • 20℃
  • 4℃
  • 20%

  • 20℃
  • 8℃
  • 20%

  • 19℃
  • 8℃
  • 10%

お知らせ