ヴィッセル ニュース
J1神戸の沖縄キャンプは9日、後半戦に突入した。6日目に行われた非公開の練習試合後、オンライン取材を受けた新戦力のMF井上潮音(しおん)は「神戸はうまい選手が多いのでボールは持てるが、そこから先のアイデアがまだ少ない。そこで違いを生み出せる選手に自分がなれれば」と抱負を語った。
J2東京Vから加わった23歳にとっては初のJ1舞台。「単純なスピードや強さだけでなく、サッカーに懸ける姿勢は『さすがJ1の選手』だと思うときが多い」と刺激を受けている。「人見知りなんで」とキャンプを通じて徐々に溶け込み、「日に日に自分のプレーを理解してくれている」と手応えもにじませる。
一方、J2磐田から加入したDF桜内渚は「誰とでもしゃべれるので、積極的に声を掛けにいっている」と大阪出身らしいコミュニケーション能力を発揮している。
31歳で初めての移籍を経験し「プロに入ったときの気持ちを思い出した」と桜内。ピッチでも遠慮せず「追い越していければパスは出てくる」と持ち味の運動量をアピールする。(山本哲志)
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