姫路市の将来像を若者が語り合う「ひめじ創生カフェ」(神戸新聞社共催)が10月9日、姫路市南駅前町のじばさんびるであった。市内在住・在勤の高校生や大学生、若手社会人ら25人が集まり、「若者が質の高い暮らしのできる播磨」をテーマに意見を交わした。
市が進める「ひめじ創生戦略」事業の一環。参加者は事前に募った意見の中から、特に賛同者の多かった五つの「生活スタイル」を題材に、グループ討議に臨んだ。
「自然や農業に触れて暮らすスタイル」の班では、貸農園や家島での漁業体験などの具体案が出た。「フォトジェニックな(写真映えする)空間」をテーマにした班では、空き家が集まったエリアをリノベーションし、雑貨やカフェ、憩いのスペースを設けて人を集めるアイデアが好評だった。
琴丘高校2年の木山智美さん(17)は「社会人の見方と、私たち高校生から見た意見が違って面白かった」と振り返った。但陽信用金庫1年目の渡辺和哉さん(22)は「姫路や播磨は神戸と比べて目立たない。もっと差別化を図っていく必要があると感じた」と話した。(井沢泰斗)
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