若者らが姫路の課題解決策やまちづくりについて話し合う「ひめじ創生SDGsカフェ」(神戸新聞社共催)が、8月22日に開かれる。SDGsは国連が採択した「2030年までの達成を目指す国際目標」。身近な問題とも関わりが深く、カフェ当日はこの視点も取り入れながら意見を交わす。
姫路市が進める「ひめじ創生戦略」の一環。本番に向けた企画運営会議の初会合がこのほど、イーグレひめじ(姫路市本町)であり、高校生ら約30人が参加した。
議論は5人一組に分かれてスタート。まずは課題を整理するため、「ハラスメント」「再生可能エネルギー」「山崎断層」など50のキーワードが書かれた紙を、「くらし・健康」「環境保全・防災減災」などのテーマごとに分類した。その上で自身の経験も踏まえながら、なぜ問題となっているのかを話し合い、具体的な解決策を考えた。
参加した姫路商業高3年の柳林祐汰さん(18)は「世界の問題や姫路の課題に対し、自分に何ができるのかを関連付けて考えることができた」と話した。
22日の創生カフェは、午後1時半からビズスペース姫路(同市本町)で開かれる。清元秀泰市長も参加する。(安藤真子)
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