姫路の魅了、将来像は─
姫路の若者らが、地元の魅力や将来像について話し合う「ひめじ創生カフェ」(姫路市主催、神戸新聞社共催)が8月21日、姫路市三左衛門堀西の町の姫路キヤッスルグランヴィリオホテルで開かれた。10~30代の市民ら約100人が参加し、自由な発想で活性化策を探った。
人口減少社会で活力を維持するため、市は2016年3月に「ひめじ創生戦略」を策定。将来を担う若い世代の意見を参考にする場として同年から創生カフェを続けている。
今回のテーマは「近未来のひめじで実現したい『コト』を描こう」。参加者は、5人ずつテーブルに分かれて魅力づくりのアイデアを出し合った。
「(姫路駅停車の)新幹線の本数を増やす」「みゆき通りの活性化」といった現実的な課題のほか、「(神戸の)旧居留地のようなブランド街」「姫路ドーム」などの壮大な案も。姫路市内の信用金庫に勤める岸原康希さん(24)=たつの市=は「姫路はいい街だけど、みんな何かしら『足りない』と思っていたのが意外だった」と話した。
今後も、年内に数回開催し、テーマを絞りながら議論を深めていく。(小川 晶)
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