「創生SDGsカフェ」で73人
若者たちが姫路の課題解決やまちづくりについて話し合う「ひめじ創生SDGs(エスディージーズ)カフェ」(姫路市主催、神戸新聞社共催)が8月22日、姫路市本町のビズスペース姫路で開かれた。10~30代の市民73人が、持続可能なまちづくりについてアイデアを練った。
SDGsは、国連が2015年に採択した17項目の「持続可能な国際目標」を意味する。貧困、飢餓の撲滅や性別による不平等の是正、気候変動対策などが掲げられている。
この日は中高大学生や社会人がテーブルを囲み、姫路市で取り組むSDGsの施策を話し合った。「節水」「ボランティア」など、それぞれが関心を抱くテーマを示し、実現に向けた方策を練り上げた。
市が買い取った空き家をベンチャー企業へ貸し出す案や、地元出身の有名人の動画によるPR戦略、クラウドファンディングによる貧困世帯への支援など、各グループが思い思いの施策を発表した。
清元秀泰市長は一つ一つの案を講評し、「すぐ採用したいと思うような提案もあった」とたたえた。姫路商業高校3年の要田色葉さん(18)は「まちづくりへの意識が高い社会人の意見に触れ、私も関心が高まった」と話した。
(伊藤大介)
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