俳優として多忙な日々を送る板谷由夏(47)。育ち盛りの長男と次男を育てる母親としてのモットーは「ご飯やお弁当さえちゃんと作っておけば何とかなる!」。2人の息子が好む食事ベスト3は脳内レシピ表に書き込み、休みの日はキッチンで“揚げおばさん”に変身しているらしい。
■理解してもらえるように説明
ホームレス女性が殺害された事件から着想を得た映画『夜明けまでバス停で』(全国順次公開中)で17年ぶりに映画主演。主演やレギュラー出演などスケジュールが大きく押さえられる仕事が入った場合は、必ず家族に説明するのが板谷家のルールだ。
「仕事と家庭の両立は完璧か?と聞かれたら自信はありませんが、私は仕事が好きなので家族にはそれを理解してもらえるように説明しています。どんな作品でどんな役柄なのか、どれだけの期間忙しくなりそうなのかを子供と主人に伝えます。特に今回主演した『夜明けまでバス停で』は役を引きずって帰宅しそうだったので“協力してね”とお願いをしました」。
それもあってか、息子たちは板谷の仕事に興味津々。「私が出演する作品は観てくれているし、中学生の長男は『夜明けまでバス停で』についてネットで調べて、モデルとなった事件のニュース記事を読んだりしていました。長男は私の仕事に対して“ママが大変そうだから僕は絶対にやりたくない”と言ってきたりして、忙しい人だと思われているみたいです」と笑う。
■キッチンで“揚げおばさん”化
そんな“忙しい人”も休日になるとキッチンに常駐。板谷家おふくろの味は「1位唐揚げ、2位餃子、3位ハンバーグが不動。子供たちは揚げ物が大好きで、私が家にいるときは唐揚げ、春巻き、チキンカツ、トンカツ、アジフライを作る。休日はキッチンで“揚げおばさん”化しています」と腕を振るっている。
一緒に過ごす時間が少ないときには、せめても自分の愛情を食で感じてもらいたいと思う。「子供たちにはなるべく家庭のご飯を食べさせたいので、どんなに忙しくてもなるべくご飯は私が作るようにしています。連ドラの撮影が始まったりするとメッチャ作り置き(笑)。休みの日は一日キッチンに立って料理。ご飯やお弁当さえちゃんと作っておけば何とかなる!と思っています」と母としても奮闘中だ。
(まいどなニュース特約・石井 隼人)
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