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「デザイン思考」で商品開発のアイデアを出し合う参加者=アンカー神戸
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「デザイン思考」で商品開発のアイデアを出し合う参加者=アンカー神戸

「デザイン思考」で商品開発のアイデアを出し合う参加者=アンカー神戸

「デザイン思考」で商品開発のアイデアを出し合う参加者=アンカー神戸

 新製品開発のアイデアを出す際に役立つ「デザイン思考」の手法を紹介するワークショップが、神戸市中央区のビジネス交流拠点アンカー神戸で開かれた。川崎車両(神戸市兵庫区)で車両を設計するデザイナーが講師を務め、視点の切り替え方や発想法を伝えた。

 兵庫県中小企業団体中央会の主催で、県内の中小企業の代表ら約25人が参加した。

 川崎車両企画・デザイン課の小菅大地さん(41)がデザイン思考について「消費者らの感性・感情的価値を高めるための思考法」と説明。表の行と列に単語を入れ、それらを掛け合わせることでアイデアを創出する「マトリックス法」などを紹介した。

 その後、参加者は「鉄道による移動を盛り上げる」をテーマにグループに分かれ、アイデアをまとめた。50~60度に温めた「ホットビール」のサーバー付きラウンジのある新幹線移動など、各社の独自技術を生かしてユーザーの課題を解決する案が発表された。

 参加企業が自社を紹介する時間もあり、消臭繊維を開発している多可染工(多可町)や、ステンレス加工の精和工業所(伊丹市)、地方電鉄のモーターメンテナンスを担うアイケー電機(同)の代表が登壇し、事業協力を呼びかけた。

 県中小企業団体中央会の尾崎元英さんは「地元の大手企業のデザイン部門と中小企業のマッチングもできた。引き続き会員企業の発展を支援していきたい」と話した。

2022/12/22
 

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