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「アンカーは大学生、留学生とも話ができ、いい情報が得られる」と話す柴田さん
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「アンカーは大学生、留学生とも話ができ、いい情報が得られる」と話す柴田さん

「アンカーは大学生、留学生とも話ができ、いい情報が得られる」と話す柴田さん

「アンカーは大学生、留学生とも話ができ、いい情報が得られる」と話す柴田さん

▼PEPELABO代表 柴田章さん 回数券アプリを本格展開 事業再構築補助金に採択

 トレーニングジムや美容サロンなどの店舗でよく使われる回数券チケット。紙の回数券をデジタル化し、スマホの回数券アプリ「MATAKUL(マタクル)」を開発したのが、美容室経営者でアプリ開発会社PEPELABO(ぺぺラボ)(神戸市)代表柴田章さんだ。

 開発のきっかけは、自店で開いているヘアアレンジ教室の回数券をアプリ化したこと。しかし、コロナ禍で教室が思うように開催できなくなり、回数券アプリ単体で事業化することを思いついた。モデル店舗を募ったところ反応は上々。本格的に事業展開しようとアンカー神戸に入会し、課題解決プロジェクト、続いてトーマツブートキャンプに参加した。

 プロジェクトでは、メンターからマーケティングや広告の打ち方などの指導を受けた。ここで、アプリを誰が使うのか、どんな機能が必要か、コンセプトが漠然としていたことに気づき、一つ一つ明確にしていった。ウェブ知識に詳しくない人でも使えるアプリ開発をコンセプトに定め、サービス全体を再設計したところ、業態転換を支援する国の「事業再構築補助金」の交付対象に採択された。

 「プロジェクトで、自分の中にあったものを言語化できた。ブートキャンプでは、あなたの事業には既にこれだけの価値があると数字で評価していただき、モチベーションを保てた」と柴田さん。英語版による海外展開も見据える。まずはアジア圏に狙いを定め、メンターらからシンガポールの拠点や知人らの紹介も受けた。早ければ5月にもスタートさせる。

2023/4/22
 

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