
道ジュネーの先頭で「琉鼓会」の旗を持ち、踊る比嘉純也さん=尼崎市戸ノ内町3(撮影・三津山朋彦)
沖縄に伝わる旧盆に合わせ、エイサーを踊りながら地域を巡る「道ジュネー」。今年も先月12日、ウチナーンチュ(沖縄の人)の原点のまち・尼崎市戸ノ内町で行われた。尼崎生まれの沖縄3世らの舞踊グループ「琉鼓(りゅうこ)会」の勇壮な舞いは、喫茶店「ロング」のそばを練り歩き、沖縄家庭料理店「より道」の前で最高潮に達した。
ロングの店主玉城幸子(80)は目を細め、沖縄戦を生き抜いた西平守貞(85)は大きな拍手を送った。より道の女将(おかみ)末安喜代子(70)は優しく見守った。
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