新ひょうごの医療

検診の必要性を訴えるポスター
新型コロナウイルス禍によるがん検診の受診者減少に伴い、日本対がん協会(東京)はホームページ上で、検診の必要性を訴えるポスターを公開している。「コロナは防いだけれど、がんが進行していた、では本末転倒」とする。
がん細胞は10~20年かけて直径1センチとなり、2センチになるまでの1~2年の「早期がん」の間に発見できるよう検診を推奨する。その後は自覚症状が現れ、がん細胞が急激に増殖して進行がんになる経過を図解する。
この記事は会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。
- コロナ禍を生きる がん診療と検診
2021/2/6~2021/2/6
40年近く日本人の死因トップを占め続けているがん。その診療体制も、新型コロナウイルスの影響を受けている。「新・ひょうごの医療-コロナ禍を生きる」第5回はがん診療を取り上げ、兵庫県内でその中核を担う県立がんセンター(明石市)の実態を軸に、対策と課題を探った。(井川朋宏)

