新ひょうごの医療

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兵庫県内1例目の感染は2020年3月1日、西宮市在住の40代男性だった。経路は特定できなかった。
4月に入り、感染者は最初の急拡大を見せ、同11日には「第1波」のピークとなる42人の新規感染者が出た。緊急事態宣言によって街から人影が消え、一気に感染は収束。7月から始まった「第2波」はピークの同31日に62人の感染を数えたが、季節にも助けられ、抑えられた。11月からの「第3波」では、今年1月9日にこの1年で最多となる324人の感染が記録された。同13日、兵庫も緊急事態宣言が発令されたが、2月末で首都圏に先立って解除された。
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- コロナ禍1年 「第3波」医療崩壊寸前に
2021/3/6~2021/3/6
兵庫県内で新型コロナウイルスの感染者が初確認されてから1日で丸1年となり、累計感染者は約1万8千人になった。全国的に感染拡大の波が3回襲ったが、そのたびに医療機関の病床が逼迫(ひっぱく)した。今回の「新・ひょうごの医療」は、コロナ禍に見舞われた1年をデータ中心に振り返る。(霍見真一郎)

