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コロナに感染した妊婦の出産について説明する神戸市立医療センター中央市民病院の吉岡信也産婦人科部長=神戸市中央区港島南町2

コロナに感染した妊婦の出産について説明する神戸市立医療センター中央市民病院の吉岡信也産婦人科部長=神戸市中央区港島南町2

■治療と感染防護

 吉岡部長によると、同病院がコロナに感染した妊婦を初めて受け入れたのは、感染第1波の2020年4月。通院していた妊婦の発熱が続き、嗅覚にも異常がみられたため、スタッフがフルPPE(完全な個人防護着装着)で受け入れた。妊婦は30代後半で同病院に来たときは36週目。肺炎もあり、重症だった。来院したその日に帝王切開し、赤ちゃんは無事誕生。母親は出産後も呼吸状態が悪くなったが、治癒した。

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2022/1/9

 妊婦が新型コロナウイルスに感染すると、新生児と引き離されるなど妊婦ゆえの精神的な負担がのしかかる。神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)の吉岡信也・産婦人科部長(55)は日頃の予防の重要性を指摘する。感染した妊婦の入院受け入れ可能病院は兵庫県内に18施設(うち神戸市に6施設)ある。(霍見真一郎)

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