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新ひょうごの医療
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飲み薬の治験状況などについて述べる塩野義製薬の手代木功社長(右から2人目)ら=2021年11月1日、東京都千代田区(同社提供)

飲み薬の治験状況などについて述べる塩野義製薬の手代木功社長(右から2人目)ら=2021年11月1日、東京都千代田区(同社提供)

 新型コロナの飲み薬を巡っては、厚生労働省が昨年12月24日、メルクのモルヌピラビルを初めて特例承認した。発症から5日以内に服用すると、偽薬と比べ入院や死亡のリスクが30%減少する効果があるという。

 対象者は18歳以上の重症化リスクがある患者で、発症5日以内に飲み始める条件がつく。日本感染症学会では具体的に、61歳以上▽活動性のがん▽慢性腎臓病▽心不全▽糖尿病▽肥満-などを挙げる。

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2022/2/13

 新型コロナウイルスのオミクロン株が流行する中、軽症者が自宅でも使え、医療機関の負担を減らす飲み薬への期待が高まっている。今回は、開発、普及が進む飲み薬の現状を取り上げる。昨年12月に初めて承認された米製薬大手メルクの「モルヌピラビル」に続き、2月10日に米ファイザーの「パキロビッド」が承認。塩野義製薬(大阪市)も今月中の承認を目指し、治験と生産を進めている。(井川朋宏)

○ひょうごの医療・塩野義製薬会見①終
 

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