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2025 . 09 . 07 ( 日 )
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復興あしたへ 耐震補強
阪神・淡路大震災の犠牲者の死因は家屋倒壊が88%を占めた。兵庫県内では大震災をきっかけに公共建築物の耐震補強が始まったが、財政難の影響を受けて進行状況ははかばかしくない。補強の対象となるのは、現在の耐震基準となった1981年以前の建築物だが、そのうち実施されたのは1、2割で、「補強待ち」の公共建築物が全体の半数程度を占めるとみられる。各施設の担当部署を超えた全庁的な現状把握と耐震化推進の取り組みが望まれている。