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(4)ボランティア 経験生かし、次世代へ
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若いボランティアと語り合う村上文敏さん(中央)=神戸市中央区東川崎町1
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若いボランティアと語り合う村上文敏さん(中央)=神戸市中央区東川崎町1

若いボランティアと語り合う村上文敏さん(中央)=神戸市中央区東川崎町1

若いボランティアと語り合う村上文敏さん(中央)=神戸市中央区東川崎町1

 「阪神・淡路大震災を経験した兵庫のボランティアへの期待は大きい。がんばろう」

 昨年12月、東日本大震災の被災地に向かうボランティアバスの出発式が、ひょうごボランタリープラザ(神戸市中央区)であり、最高齢の村上文敏さん(75)=明石市=が参加者に呼び掛けた。

 神戸市長田区にある村上さんの実家は、阪神・淡路で全壊。全国から集まったボランティアの姿が心の支えになった。「あの時の恩返し。少しでも役に立ちたい」と、これまで東北支援に10回近く参加している。

 1995年は「ボランティア元年」と呼ばれる。被災地の経験を生かし、兵庫から多くの人が被災地に駆け付ける。

 「阪神・淡路を知らない若者も多い。一緒に汗を流して、原点である19年前のことを感じてほしい」。リーダー役の村上さんは、後進たちを優しく見つめた。(後藤亮平)

2014/1/10
 

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