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8月13日にピッコロシアターの「ピッコロ寄席」でメインの会が開かれる桂文之助さん
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8月13日にピッコロシアターの「ピッコロ寄席」でメインの会が開かれる桂文之助さん

 神戸市長田区出身の上方落語家・桂文之助さん(66)が8月13日、県立ピッコロシアター(尼崎市)主催の「ピッコロ寄席」で落語会「桂文之助の会」を初めて開く。

 文之助さんは兵庫高校を卒業後、1975年に故・桂枝雀さんに入門。雀松の芸名で活躍し、気象予報士の資格を持つことでも知られる。2013年に大名跡・文之助の三代目を襲名。18年にオープンした喜楽館では「番組編成委員長」として運営に力を入れる。

 文之助倶楽部は、大阪の天満天神繁昌亭を会場に年1、2回のペースで続けてきたが、かねて「故郷の寄席でもできれば」と考えていたという。

   ◇   ◇

 ピッコロ寄席は1983年から毎夏、枝雀さんの独演会を開催。没後の一門会では5人が1席ずつ演じてきたが、今年は文之助さんがメインの会として、トリと中トリを飾る。

 演目の「仔猫(こねこ)」は枝雀さんが好んだ、怪異味のある夏向きの噺(はなし)。「夢の酒」は昨年ネタ下ろししたばかりの東京の噺で、「上方ではあまり演じる人がいない」という聞き物だ。

 ほかに一門筆頭の桂南光さん、兵庫高校の後輩でもある桂まん我さん、枝雀さんの長男の桂りょうばさんが出演する。午後2時開演、3千円(高校生以下1500円)。ピッコロシアターTEL06・6426・1940

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