防災 防災 ひょうご防災新聞

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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5
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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県は12日、自然災害の被災地に赴く災害ボランティアに対し、新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査を受ける費用の一部を補助すると発表した。県が適用を決めた大規模災害について、県内に拠点を置く5人以上のグループを対象に、最大1万円を補助する。県によると、全国初の取り組みという。

 熊本県南部を中心に甚大な被害をもたらした今年7月の九州豪雨では、新型コロナの感染防止のため、熊本県内の各自治体がボランティアを同県外から受け入れることができず、人手不足から土砂やがれきの撤去が難航した。また、同県外の自治体が応援で派遣した保健師の感染が判明し、住民への感染はなかったものの、約400人が検査を受けるなど避難所で混乱が起きた。

 こうした状況を受け、県は被災者、ボランティアの双方に安心や安全を提供するため、新たな取り組みを始めることにした。

 助成は、ひょうごボランタリープラザが被災地に派遣するボランティアグループに宿泊費や交通費などを助成している制度を拡充する形で、実施。希望者は事前に唾液を採取し、県健康科学研究所(加古川市)に送って検査する。この検査に必要な試薬代4千円を想定しており、1人当たり半額の2千円、5人分の1万円を上限に補助する。

 県が今後適用を決めた大規模災害が対象で、ボランティアは、がれき撤去や避難所での支援などを担う。助成には、兵庫県へのふるさと納税を活用する。

 井戸敏三知事は12日の定例会見で、「被災地での感染を予防し、ボランティアの安全も確保したい」と話した。(藤井伸哉)

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