連載
【子育てや福祉を充実】
-何を訴える。
「軽減税率の着実な導入だ。消費増税は延期になったが、社会保障に充てる分を欠落させてはいけない。政権を担う一翼として、子ども・子育て支援制度や医療福祉の財源の手当に努める。認知症対策や地方創生も大きなテーマとなる」
-政権のブレーキ役を果たせているか。
「消費増税では軽減税率の導入、集団的自衛権行使では自国防衛の目的に限り容認することを明確に打ち出した。さらに議論を重ね、法制化の段階も含め歯止めをかける」
-この2年は候補予定者の地元での活動が少なかった。
「現職でやむを得ない部分もあるが、その分地方議員が地域の声を聴いてきた。特に今は来春の統一選を見据えて地方議員が準備を本格化させており、そのレールに衆院の戦いを乗せていく。ネットワーク力を生かす」
-自民との協力は。
「候補予定者は法案成立などを通じて連携しており共闘しやすい。2、8区とも隣接区の自民前職と互いに助け合い、政権での実績を強調する」(聞き手・岡西篤志、撮影・山崎 竜)
〈メモ〉県内小選挙区では2、8区で前職を公認。2区は3度目の対決となる民主元職を含む3人による戦いになり、8区は共産新人と一騎打ちの公算。自民の推薦を受け、公明も自民公認候補全員に推薦を出した。