日本の代表的な麺文化のうどん、そうめん、そばが海外で需要を伸ばしている。国の統計によると、2017年の輸出は数量、金額ともに過去最高だった。
08年のリーマン・ショックや円高の影響で12、13年にかけて減少したが、その後、和食人気の高まりを追い風に上昇に転じた。
神戸港からの輸出は17年に金額が過去最高を記録し、国内の港湾で2年続けてナンバー1になった。地元の兵庫県内では、西播磨の手延べそうめん「揖保乃糸」が欧州への売り込みを本格化している。
数量ではここ数年、大阪港が1位をキープ。18年上半期は金額でも神戸を1歩リード。関西がけん引役となっている。
他の麺では、日本発祥のインスタントラーメンの輸出で、神戸港が東京、横浜両港と上位を競う。たつの市の食品メーカー「イトメン」が南洋の島で根強い需要を持ち、独自の存在感を放つ。
伸びた麺はいただけないが、海外への販売の伸びはどんどん期待したい。(内田尚典)
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