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おなじみ「焼ビーフン」をはじめ、ケンミン食品のさまざまな商品
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おなじみ「焼ビーフン」をはじめ、ケンミン食品のさまざまな商品

おなじみ「焼ビーフン」をはじめ、ケンミン食品のさまざまな商品

おなじみ「焼ビーフン」をはじめ、ケンミン食品のさまざまな商品

 身近にあるのに、それほど詳しくはない。そもそも、ビーフンとはいかなるものか-。

 「昔ながらの本物は米粉100%。理想の食感はカチッとしている」。国内シェアの7割を占める「ケンミン食品」(神戸市中央区)の取締役、細井敦史さんがこだわりを表現する。うどんやそばに求めるコシとはやや違うといい、原料のインディカ米はタイで栽培される200品種以上から数種を選んでいる。

 「百聞は一食にしかず」。同社の吉田聖士さんが商品開発の手を休めて1品作ってくれた。即席タイプではなく、乾麺からの手作りだ。ゆでて戻し、豚肉やキャベツ、にんじんと手早く炒める。

 同社内のキッチンスタジオに香ばしい匂いが漂った。麺は、細いのに絡まず、適度な弾力とともにサクッとした歯ごたえを残した。

 スタジオでは定期的に料理教室も開いている。吉田さんが講師となり、同社直営レストランの人気メニューを家庭で手軽に味わえるようアレンジし、ファン拡大を図る。なるほど、奧が深い。(内田尚典)

2018/10/31
 

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