
▽うちはし・かつと 57年神戸新聞社入社。経済部記者を経て67年から経済評論家。市場原理主義批判の立場を貫く。神戸新聞客員論説委員。86年刊「原発への警鐘」を近く緊急復刻出版。神戸市須磨区生まれ。神奈川県鎌倉市在住。
東日本大震災は、停滞していた日本経済に決定的な打撃を与えた。「企業の海外流出を止める最後の防波堤が崩れてしまった」。経済評論家内橋克人さん(78)の分析だ。世界規模でネットワーク化された産業連鎖は途切れ、労働者の大量失業が懸念される。人間重視の「共生経済」に転換するきっかけにできるか。
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