開幕から首位を走り続ける阪神タイガース。36年ぶりの日本一の期待も高まる中、阪神ファン専用を売りにする「流しそうめん器」と「ビッグハンディファン」が発売され、売れ行き好調だという。販売しているのはユニークな家電や雑貨で知られる電機メーカー「ライソン」(本社・東大阪市)。アツい夏を、おうちで涼しく過ごしてもらおうと企画した。阪神とのコラボは初めてだ。
アカン、優勝してまう。
日に日にヒートアップする阪神ファンを鎮めようとしたわけでもないだろうが、アツい夏のおうち時間を涼しく過ごしてもらおうと「ライソン」から同時に2つ新商品が売り出された。担当者も「球団のロゴマークが入っているのがポイント。阪神ファン専用のオリジナルアイテムです」と胸を張る。
そのひとつは「キラキラ流しそうめん 阪神タイガースver.」なる商品。全長約1メートルとなかなかインパクトのあるビッグサイズでスイッチを押すだけで上から水が流れ、循環し、流しそうめん気分を味わえる。
モーターボックスとレーンにはタイガースのロゴマークがプリントされ、応援気分を盛り上げつつ、食事をしながらテレビ観戦できる。何がキラキラかと言えば、写真では分かりづらいが、本体部分に施された金色のラメ。「そうめんが通過していくところがキラキラして華やか」という。
もうひとつの新商品は「タイガースビッグハンディファン」で、一見すると、これまで見掛けるモノと変わらないが、こちらは手持ちと置き型と2ウエイで使えるのがいいところ。フル充電すると最大20時間連続で使用でき、汗っかきも納得できるパワフルさ、その上で静音設計もされている。こちらも阪神ファン専用ということで、ファンの中央部分と台座の部分に虎マークがしっかりとプリントされている。
ライソンといえば「回転ずしトレイン」「揚げ直し名人」といったニッチな商品を売り出し、ニコニコのり、ペヤングと絡んだ企画で知られているが、阪神球団とのコラボは初。担当者は「ライソンは最近、地元企業とのコラボや協業にも力を入れつつあるのですが、阪神タイガースさんとご縁があり今回の商品企画に結びつきました。新商品はいずれも夏を涼むためのアイテムですが、アツい夏を関西から盛り上げていきたいと思います。これを機に第2弾、第3弾ができればありがたいです」と話す。
すでに、この2点は阪神タイガースT-SHOP、阪神甲子園球場スタジアムショップ、チームショップアルプスで販売を開始している。価格は「キラキラ流しそうめん 阪神タイガースver.」(8800円)、「タイガースビッグハンディファン」(5500円)となっている。
ライソンの本社があるのは、あの佐藤輝明を輩出した近畿大学と同じ東大阪市。怪物ルーキーにあやかって豪打を連発したいところだ。
(まいどなニュース特約・山本 智行)
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