共通ポイントサービス『Ponta』を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(東京都渋谷区)は、このほど「ファッション」に関する調査結果を発表しました。同調査によると、好きなブランドは、全ての性年代で「ユニクロ」が1位となりました。
調査は、国内在住の10~50代の同サービス会員1046人を対象として、2025年8月にインターネットで実施されました。
調査の結果、「よく購入するファッションブランド」ランキングは、1位「ユニクロ」(34.6%)、2位「GU」(22.4%)、3位「しまむら」(18.3%)となりました。
また、「好きなファッションブランド」ランキングも「ユニクロ」(26.6%)が1位、「GU」(16.7%)が2位、3位は「無印良品」(14.2%)でした。
そのほか、「憧れのブランド」ランキングでは、1位「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」(17.0%)、2位「CHANEL(シャネル)」(14.5%)、3位「HERMES(エルメス)」(14.2%)がTOP3となっています。
10代のランキングを見ると、「よく購入するブランド」「好きなブランド」いずれも「ユニクロ」(男性26.5%、女性24.1%)、「GU」(同26.5%、女性28.9%)が1位となりました。また、「憧れのブランド」では、男性は「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」(15.7%)、女性では「DIOR(ディオール)」(24.1%)が1位となっています。
20代のランキングを見ると、「よく購入するブランド」「好きなブランド」いずれも「ユニクロ」(同25.5%、同34.5%)が1位に。「憧れのブランド」では、男女ともに「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」(同10.9%、同19.1%)が1位となりました。
30代のランキングでは、「よく購入するブランド」「好きなブランド」いずれも「ユニクロ」(同28.2%、同35.5%)が男女ともに1位に。「憧れのブランド」では、男性が「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」(18.2%)、女性では「HERMES(エルメス)」(21.8%)が1位となりました。
40代のランキングでも「よく購入するブランド」「好きなブランド」いずれも「ユニクロ」(同37.3%、同48.2%)が男女ともに1位。「憧れのブランド」では、男性が「HERMES(エルメス)」(11.8%)、女性では「CHANEL(シャネル)」(24.5%)が1位となりました。
50代も同様に、「よく購入するブランド」「好きなブランド」いずれも「ユニクロ」(同41.8%、同40.0%)が男女ともに1位に。「憧れのブランド」では、男性が「CHANEL(シャネル)」(11.8%)、女性では「HERMES(エルメス)」(27.3%)が1位となり、性年代問わず「ユニクロ」「GU」「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」の人気の高さがうかがえました。
次に、「自分の世代に合ったファッションスタイルがあると思いますか」と尋ねたところ、「あると思う」と答えた人は43.2%、「世代による違いは意識していない」が29.0%、「あまり感じない」が27.8%となり、世代に合ったスタイルを意識していない層のほうが多い結果となりました。
「自分の世代に合ったファッションスタイルがあると思う」と答えた割合を性年代別で見ると、男性よりも女性のほうが高い傾向が見られ、特に10代女性(54.2%)と20代女性(53.6%)で、それぞれ過半数を占めています。
また、近年話題となっている「パーソナルカラー診断」や「骨格診断」について、「自身の服選びに活用していますか」という質問に対しては、「両方とも参考にする」が13.5%、「パーソナルカラー診断を参考にする」が7.9%、「骨格診断を参考にする」が5.3%となりました。
中でも女性10~20代の関心が高く、「両方とも参考にする」「パーソナルカラー診断を参考にする」「骨格診断を参考にする」を合わせると、どちらの年代も4割を超え、10代女性は「骨格診断」(14.5%)、20代女性は「両方とも」(27.3%)が、他の性年代よりも高いことから、ファッションを感覚ではなく“論理的に選ぶ”志向がうかがえる結果となりました。
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【出典】
▽「Pontaリサーチ」調べ