新ひょうごの医療

神戸大病院リハビリテーション部の酒井良忠部長
神戸大病院リハビリテーション部の酒井良忠部長 がん治療のチームには、整形外科医やリハビリ科のスタッフが積極的に参加することが大切です。
神戸大病院では、がん患者の治療方針を決める会議「キャンサーボード」に腫瘍・血液内科、放射線診断・IVR科、放射線腫瘍科の医師らとともに、整形外科医やリハビリスタッフも参加します。しかし全国的に見れば、整形外科医が参加するという病院施設はまだまだ少ないのが現状です。
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- 「がんロコモ」対策
2019/6/1~2019/6/1
「がん」は、2人に1人が生涯に一度は診断を受ける病気となった。治療法の進歩で生存率は上昇し、患者の生活の質向上が、治療とともに重要な課題となっている。今回の「新・ひょうごの医療」では、がんや治療によって運動器機能が低下した状態「がんとロコモティブシンドローム(がんロコモ)」について、対策や取り組みを紹介する。

