新ひょうごの医療

支援サイト「AYA世代のがんとくらしサポート」のトップページ
「AYA世代」のがん患者は、若年層特有の悩みを抱えながら治療を続ける一方で、情報や相談先が乏しいのが現状だ。悩みへのヒントとなる情報や体験談を提供するため、国立がん研究センターの研究班は2019年6月、支援サイトを開設。兵庫県も20年度から、精子や卵子の凍結保存費用などを助成する制度を設け、患者の出産を支える。
支援サイトは「AYA世代のがんとくらしサポート」。情報コーナーは「心とからだ」や「生活」などのテーマに分け、22個の質問について、医師や研究者などが考え方や相談先などを解説している。
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- 働き盛りを襲うがん
2020/3/7~2020/3/7
「AYA(アヤ)世代」と呼ばれる15~39歳のがん患者が、進学や就職、結婚など世代特有の問題を抱えながら治療を続けている。早期発見には検査が肝心だが、若い世代にとってがんはやはり縁遠い話。今回の「新・ひょうごの医療」は、若くして乳がんに侵された女性看護師のケースを中心に、働き盛りを襲うがんについて特集する。

