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新ひょうごの医療
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共同開発することを発表したイーベックの土井尚人社長(右端)、神戸大学大学院の森康子教授(左端)ら=2020年12月1日、兵庫県庁

共同開発することを発表したイーベックの土井尚人社長(右端)、神戸大学大学院の森康子教授(左端)ら=2020年12月1日、兵庫県庁

 現在、国内で新型コロナの治療薬として承認されているのは、エボラ出血熱の治療が目的だった抗ウイルス薬「レムデシビル」と、ステロイド系抗炎症薬「デキサメタゾン」がある。コロナ治療薬として承認されていないものの、国内で開発された新型インフルエンザ治療薬「アビガン」など、多種の薬が使用できる。

 いずれも既存の薬で新型コロナに効くとされるが、医師の経験や判断によって治療に差が出てしまうという。イーベックの土井尚人(ひさと)社長(54)=神戸市垂水区出身=は「全国、全世界の治療水準を一定に保つためには、新型コロナをターゲットにした特効薬が必要になる」と強調する。

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2021/4/11

 新型コロナウイルス感染拡大の「第4波」が押し寄せる中、ワクチンの早期普及とともに「特効薬」の開発が期待されている。今月の「新・ひょうごの医療-コロナ禍を生きる」は、ウイルスの働きを抑えて発症を防ぐ「抗体医薬」を取り上げる。日本国内では未承認だが、神戸・ポートアイランドに拠点がある創薬ベンチャー「イーベック」(札幌市)が、神戸市や兵庫県、神戸大学などと研究を進め、開発を目指す。(井川朋宏)

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