新ひょうごの医療

第6波への備えとともに、後遺症対応の重要性を説く神戸市保健所の楠信也所長=神戸市役所
新型コロナウイルスの後遺症患者への対応では、神戸市が11月から専用の相談ダイヤルを開設し、対策に乗り出している。実施の背景や運営状況、医療機関の対応について、神戸市保健所長の楠信也(のぶや)医師(54)に尋ねた。
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- コロナ禍を生きる 後遺症患者への対応
2021/12/12~2021/12/12
新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着きを見せているが、これまでに感染した患者の多くが後遺症に悩まされている。今回の「新・ひょうごの医療-コロナ禍を生きる」は、コロナ患者のうち、半年後も4人に1人程度が現れるとされる後遺症を取り上げる。厚生労働省が示す後遺症の診療方針や、兵庫県内で、患者を積極的に受け入れる尼崎市のクリニック、相談窓口を開設した神戸市の取り組みなどを取材した。(井川朋宏)

