復興住宅アンケート
現在の住宅のよい点は、半数強が「災害に強く安心」「風呂がある」「室内に段差がない」を挙げた。「特にない」はごくわずかだった。
不安な点や困っている点では、「特にない」が最も多く三割を超えた。復興住宅そのものについては、評価しているといえそうだ。
ただ、困っている点には、二割が「気軽に立ち寄って話ができるところがない」を挙げ、「狭い、間取りが悪い」「鉄の扉で孤独」などの不満も。中高層の鉄筋コンクリート住宅には、なじめない面があるようだ。
周辺の環境で困っている点では、「道路や鉄道などの音がうるさい」が約四割を占めトップ。「排ガスや煙で空気が汚れている」も二割近くあり、周辺環境への不満が表れ、住宅そのものへの評価と対照的だ。
2004/12/16