沿線住民の熱意、諦めぬ思い/国にも責任、考えたい交通税

 鉄道のローカル線が岐路に立っている。人口減少やマイカーの普及で利用が減り、新型コロナウイルス禍が追い打ちをかけた。災害で寸断され、廃線となるケースも相次ぐ。テレビの人気番組を通して、列車内や旅先で酒を楽しむ「呑(の)み鉄」を発信する俳優でミュージシャンの六角精児さん(62)は、2011年の新潟・福島豪雨で被災し、22年に全線復旧したJR只見線(福島県・会津若松-新潟県・小出)など地方鉄道の応援に力を入れる。ローカル線の魅力や将来に向けて私たちができることは何だろう。六角さんに聞いた。(大島光貴)

 -鉄道好きになったきっかけは?

 「劇団の旅や全国の公営ギャンブル施設に行く時に鉄道を使っていて、車窓を見たりお酒を飲んだりする列車内の移動空間がとても好きでした。とはいえ、ギャンブルもそこそこにしないといけないし。決め打ちで『ちゃんと鉄道を好きになろう』と思ったのが、30代半ばぐらい。そこから鉄道がすごく好きになり『乗り鉄』になりましたね。JRと第三セクターの主要な鉄道は大体乗っています」

 -六角さんと言えば「呑み鉄」です。ご自身の旅のスタイルは?