青空の下、大海原をゆく。目に溶け込むエメラルドグリーン。小魚の群れも見える。突然、マントを広げたようなエイに遭遇、思わず驚きの声を上げた。水上散歩に没頭し、時が駆け足で過ぎていく。

 ボードに立ってパドルでこぎ進む「スタンドアップパドルボード(SUP)」を南あわじ市の福良湾で楽しんだ。SUP(サップ)は1960年代、ハワイで始まったという。ボードは長さ約3メートル、幅約80センチ。サーフボードより幅と厚みがあり、浮力による安定感がある。