港都を守る城塞のようだ。山あいにそびえる巨大な壁。その向こうに神戸の海と街が見える。壁はくすんでいて遺構に似た趣を感じさせる。
石井ダム(神戸市北区山田町下谷上)。夏の朝、山中からレンズを向けた。日が昇り強い光が差し込んだ瞬感、ダムの頂部である天端が浮かび上がる。それはまるで谷間をつなぐ一本道だ。歩く人の姿が豆粒のように小さい。絶え間なく南風が流れていく。
港都を守る城塞のようだ。山あいにそびえる巨大な壁。その向こうに神戸の海と街が見える。壁はくすんでいて遺構に似た趣を感じさせる。
石井ダム(神戸市北区山田町下谷上)。夏の朝、山中からレンズを向けた。日が昇り強い光が差し込んだ瞬感、ダムの頂部である天端が浮かび上がる。それはまるで谷間をつなぐ一本道だ。歩く人の姿が豆粒のように小さい。絶え間なく南風が流れていく。