■通年化で開催県に経済効果/目指すは「ふるさと再生」
8日に滋賀県で閉幕した国民スポーツ大会(国スポ、旧国民体育大会)が、曲がり角を迎えている。戦後の国内スポーツ振興に寄与した半面、近年は原則持ち回りで開く都道府県の重い経費負担や国民の関心低下などから、見直しを求める声が続出。共催する日本スポーツ協会は改革に向けて本腰を入れ始めた。中心人物の一人が、かつてNHKのスポーツ実況で鳴らし、現在は同協会の常務理事、国スポ委員会委員長を務める山本浩さん(72)。時代の変化の中で、国スポはどう変わっていくべきでしょうか。(伊丹昭史)
-国体はNHKが長く中継しています。山本さんも実況したのでは。