光の道が現れた。夕闇に包まれる須磨海岸。空から眺めると「1千万ドルの夜景」とうたわれるミナト神戸の輝きと共演し、ロマンチックな海辺の世界が広がっていた。

 光の道の正体は、海岸沿いに整備された約1・8キロの遊歩道だ。れんが調の色彩が特徴で、ゆったりとした幅を持つ。10メートル間隔に灯台をイメージした照明が並び、優しく足元を照らす。

照明は日没時刻になると点灯する=神戸・須磨海岸

レンガを敷きつめたように見える遊歩道=神戸・須磨海岸

灯台をイメージした照明=神戸・須磨海岸

照明は暖かみのある色合いで、みなと街の風情が漂う=神戸・須磨海岸