■食材を使い切る工夫を/店は生活の要、感謝の気持ちで

 今は物価高、中でも身近な食料品の値上がりが家計を直撃している。懐はもちろん、何だか心まで寒々しいような…。「でも、日々のお買い物は本来、楽しさや発見があり、生活の基盤をつくるものです」。そう元気づけてくれるのは、大阪を拠点に食品スーパーなどを調査するユニット「主婦っとサーベイ」だ。主婦歴40年、コンビを組んで四半世紀の伯井裕子さん(67)と網島婦貴さん(69)。お二人から前向きに生活防衛するための知恵や、消費者と食を取り巻く時代の変化について聞いた。(広岡磨璃)

 -生活者の立場から食品スーパーを視察し、ホームページやメディアを通じて発信を続けています。