■ビニール傘の使い捨てゼロに/ビジネスで社会課題を解決したい
外出先で急に雨が降り出し、慌ててコンビニでビニール傘を買う。あれ? そういえば、前に買った傘はどこにいったのだろう-。使い捨てられるビニール傘をめぐる「モッタイナイ」から生まれた事業が、全国に広がろうとしている。「Nature Innovation Group」(東京)が展開する傘のシェアリングサービス「アイカサ」。駅や店舗で傘を借り、使用後は最寄りのスポットに返すという仕組みで、関西では大阪メトロや阪神電鉄などが採用している。20代で起業したという丸川照司・代表取締役(31)に、アイカサの利用者として聞いてみたかった。どんな思いで事業を始めたんですか。(末永陽子)
-元々、こうしたソーシャルビジネスに興味があったのですか。