■気軽に買えるデザイン/推しの作品ごった煮に
雑誌の休刊が相次ぐ出版界で、異例の売れ行きを見せる文芸誌がある。2024年秋に小学館(東京)が創刊した「GOAT(ゴート)」だ。多くの人気作家が執筆し、500ページの分量にもかかわらず、価格を510円に抑える。創刊号からの発行部数は計42万部を突破、昨年12月発売の第3号も重版を重ねる。出版界に逆風が吹く中、なぜ紙の雑誌にこだわったのか。読者に書店で手に取ってもらうための工夫は。ゴートの一読者として、さらに同じく紙媒体に関わる記者としても気になり、編集長の三橋薫さん(46)を訪ねた。(田中宏樹)
-紙の文芸誌を新しく出版したきっかけについて教えてください。