■「面白い」「楽しい」伝えたい/亡き妻との約束果たす

 名門の明治大学ラグビー部で主将を務め、神戸製鋼コベルコスティーラーズ(当時)ではトップリーグ初の優勝に貢献した南條賢太さん(53)は引退後、故郷の大阪府東大阪市などで小中学生の指導に汗を流す日々を送る。輝かしい経歴で知られるが、楕円(だえん)形のボール同様、思うようにいかない苦難の日々もあった。スクラムの先頭で体を張ってきた名フォワードは、人生の逆境に倒れても倒れても立ち上がった不屈の心を、子どもたちに優しく伝える。(霍見真一郎)