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灘高出身で筑波大で活躍する中田都来=花園ラグビー場(撮影・後藤亮平)
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灘高出身で筑波大で活躍する中田都来=花園ラグビー場(撮影・後藤亮平)

 全国屈指の進学校・灘高出身のラガーマンが、ラグビーの全国大学選手権に出場している。筑波大のフランカー中田都来。強豪がひしめく関東でプレーしながら、医学部に在籍して医師を志す。異色の3年生は「どちらもやると決めたこと」とわが道を行く。

 名前の読みは「とらい」。「ラグビーをやるべくして名付けられた」と5歳のころ西神戸ラグビースクールで競技を始め、灘高では県選抜のメンバーに選出。報徳など強豪の選手とプレーし「もっと上のレベルでやりたい」と挑戦心をかき立てられ、レベルの高いラグビーと学問を両立できる国立の筑波大へ進んだ。

 豊富な運動量を評価され、大学ではバックスから転向。同大に快勝した15日の同選手権3回戦では、接点で体を張る一方でライン攻撃にも加わるなど、テンポの速いプレーで攻守に存在感を発揮した。

 ラグビーでのけがで通院した経験から、母親と同じ医師を目指すことを決めた。練習後に机に向かう多忙な日々にも「一気に最終目標にはたどり着けない。一つずつできることをやるだけ」と冷静だ。(長江優咲)

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