陸上の全国高校総体近畿地区予選会第3日は17日、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で行われ、男子5000メートル競歩は逢坂草太朗(川西緑台)が20分23秒60の大会新記録で2連覇を果たした。同走り高跳びは昨年の全国総体覇者、川崎俊祐(市尼崎)が2メートル10で優勝。小島碧波(社)が2メートル07で2位、中本飛羽(市尼崎)が2メートル04で3位となり、兵庫勢が表彰台に並んだ。同3000メートル障害は長谷川大翔(須磨学園)が9分8秒48で2位、上田航大(西脇工)が9分9秒77で3位に入った。
男子走り高跳び優勝・川崎俊祐(市尼崎=大会新の2メートル14は惜しくもクリアならず)「あと少しだったので悔しい。3日前から取り入れた、跳んだ瞬間に脱力するイメージがうまくはまった。(2位に入った社の)小島君が上がってきたおかげで、楽しんで跳べた」
男子3000メートル障害2位・長谷川大翔(須磨学園=2年生、終盤に競り負け)「記録や順位には満足していない。(予選で失格となった先輩の)福冨さんの分も、全国総体では勝ちきれるように自分らしく前に出て押していく走りをする」