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北間優衣
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北間優衣

 開催国枠で東京パラリンピック出場が決まっている車いすバスケットボール女子日本代表。2010年から代表に定着している北間優衣(25)=兵庫県伊丹市、日本生命=はロンドン、リオデジャネイロ大会を予選敗退で経験できず「2回の負けを知っているのは(宮城県の)萩野真世さんと私だけ」。東京大会に懸ける気持ちは人一倍強い。

 先天性の二分脊椎症で3歳から車いすを使う。中学1年の時、地元・伊丹で競技と出合い、現在は大阪や京都を練習拠点とするカクテルに所属。上半身しか力が入らない障害のため、機動力こそ劣るが、敵を止めて味方の突破コースをつくり、守備では先回りして速攻を阻止する。1月の皇后杯日本女子選手権ではチームの6連覇に貢献した。

 代表活動では、2月に国際親善試合(大阪市)を控える。東京大会に向けた課題を「攻撃で生きるポジション取り」とし、アシスト役にとどまらず、戦術の幅を広げる得点感覚に磨きをかける。(有島弘記)

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