「こどもの日」にちなみ、小学生とオンラインで交流したバレーボールVリーグ1部(V1)久光製薬の日本代表アウトサイドヒッター石井優希。新型コロナウイルスの影響で全体練習もままならない中、自宅でのトレーニングの様子やプレーの質を高める方法など、子どもたちからの質問に笑顔で答えた。
石井はインスタグラムの生配信で、兵庫や福岡の小学生3人にバレーボールの上達法を伝えながら会話を楽しんだ。
来夏に延期された東京五輪でも日本の主力として活躍が期待される28歳。近況について、自宅でボールを触って感覚を保ち、海岸沿いを走ることもあると報告した。
「監督に怒られたとき、態度に出てしまう」と気持ちの切り替え法について質問を受けると、「悔しいって感情を出し、パワーに変えるのもいい。チームスポーツなので、思いやりは身に付けてね」と回答した。
「どうやったらかっこよくプレーできるか」という問いには、まず「本当にバレーが好きだったから練習も楽しく、向上心でここまで来られた」と心構えを明かした。
レシーブについて「肘が曲がらないよう板を持ち、ボールの真下に入ってセッターに運ぶ方法を試してみて」と具体的に助言する場面も。ジャンプを高く跳ぶために「お尻や股関節の動きが大事」と説き、「跳ぶタイミングで伸びるようにし、バックスイングの勢いも連動させて」と伝えた。
交流後、石井は「自分にとっても勉強になった」とメッセージを寄せ、「夢に向かって頑張って」とエールを送った。(金山成美)
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