バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)西宮の運営会社の渡瀬吾郎社長は27日、西宮市立中央体育館での熊本戦を前にあいさつに立ち、神戸港の新港突堤西地区での建設計画がある1万人収容の新アリーナに、2024~25年シーズンから本拠地を移す方針について「西宮ではアリーナを確保できないと判断した。本拠地が移っても西宮市とは地域活動などで長いお付き合いをしたい」とファンに説明した。
西宮は現在、同中央体育館をホームとしているが、5千人以上という収容人数などの面で1部(B1)ライセンスの要件を満たしておらず、新たな拠点を探していた。
渡瀬社長は「皆さんの力がなければ計画を実現できない。引き続き、西宮ストークスをよろしくお願いします」と呼び掛けた。(藤村有希子)