津波被害を伝える碑の前で地域再生への思いを語る阿部一郎さん=宮城県南三陸町戸倉(撮影・宮路博志)
山に囲まれた高台に、わずか6棟の仮設住宅がひっそりと立っていた。眼下には東北最大の1級河川・北上川が悠々と流れる。海は見えない。
宮城県登米(とめ)市の若者総合体育館仮設住宅は沿岸から約15キロ西にある。同県南三陸町で被災した阿部一郎さん(66)を訪ねると、新聞記事を指して沈んだ声で言った。
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津波被害を伝える碑の前で地域再生への思いを語る阿部一郎さん=宮城県南三陸町戸倉(撮影・宮路博志)
山に囲まれた高台に、わずか6棟の仮設住宅がひっそりと立っていた。眼下には東北最大の1級河川・北上川が悠々と流れる。海は見えない。
宮城県登米(とめ)市の若者総合体育館仮設住宅は沿岸から約15キロ西にある。同県南三陸町で被災した阿部一郎さん(66)を訪ねると、新聞記事を指して沈んだ声で言った。
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