■ご長寿猫ラブちゃん、虹の橋を渡る
「残念ながら、5月8日21時20分、22歳と、2ヶ月と3日で、ラブは、旅立ちました。無事にお星様になり、ずーっと見守って貰いたいです。ラブのファンの方々応援有難うございました1人でも多くのラブファンの方々に有難うと、言いたいです。拡散希望、宜しくお願いします」とツイートしたのは、飼い主のturyさん(@tury21702354)。人間で言うなら100歳をゆうに超えたというラブちゃん。ずっと見守っていたファンも多く、リプ欄には、たくさんのお悔やみの言葉が寄せられました。
「最後までよく頑張りましたね。お星様になってこれからお空からママ達を見守るんでしょうね。今まで癒してくれてありがとう、ラブたん。いつか俺もお星様になってラブたんと会えたら嬉しいな」
「ラブちゃん、ほんとうに頑張り屋さんでしたね。いっぱいの癒しをラブちゃんからもらっていました」
■暴れん坊将軍、シニアになって赤ちゃん返り
22年の歴史の中で、飼い主さんから見たラブちゃんはどんな猫だったのでしょうか。
「ラブは逆子で生まれて来ました。ミルクもなかなか飲めなくて大変でした。スポイトでミルクを飲ませ、初乳も、頑張って自力で飲めるようにしました。目が開いてからは、私の肩にずーっと乗って居ましたね。片時も離れない、小さな可愛いストーカーでした」
甘えん坊だったラブちゃんですが、中年期以降は少し性格が変わったようです。
「一言で言うなら暴れん方将軍。夜中じゅう弟と大運動会をしていました。網戸に登ったり、飛んだり跳ねたりして遊んでいました。あと、ジャイアンばりのハスキーボイスでよくリサイタルをやっていました」
老年期は、赤ちゃん返り。抱っこ抱っこで、何があってもずっと一緒だったと言います。
「トイレまでついてくる。私の大きなストーカーになりました。いつも、ユニークな事をしては、私を笑わせてくれました」
■最期の日まで「餌くれ!」攻撃
特に飼い主さんが好きだったのは、毎朝「餌くれ!」と起こしにくるラブちゃん。
「いつもピタッとくっついて、片時も離れないでいてくれました。朝は必ず餌くれ攻撃で、何回もかじられました。そんなユニークなところが、愛おしくてたまりませんでした」
このラブちゃんの腹時計は最期の日の朝まで健在だったとか。
「その日の朝も、首に乗っかって私を起こしに来ました。ラブの腹時計は正確で、色んな方法で毎日起こされるので、可愛いくて楽しみでした」
■笑顔を絶やさずに生きていきたい
ラブちゃんがそばにいてくれるだけで安心できたというturyさん。涙を流してしまうこともあるそうですが、気持ちはとても前向きなようです。
「いつも面白いことをして、私に元気と笑顔をくれました。ラブに笑顔を沢山もらったので、私も笑顔を絶やさずに、元気に生きて行きたいと思います」
「ラブは私の宝物だったよ。ママの子で幸せだった?」とラブちゃんに聞きたいと言います。ラブちゃんはきっと、「幸せに決まってるよ」と答えてくれるでしょう。「いつか会える日を楽しみにしているね。22年間、かけがえのない時間をありがとう」という言葉が天国のラブちゃんに届きますように。
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)
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